最終更新日:2014/10/1

会社設立のデメリット2

会社の設立と運営には専門知識が必要

会社の設立は会社法とう法律で定められているため、今日から会社始めますというわけにはいかず、法的な手続きを、段階をふんでやっていく必要があるため、かなり専門的な知識が必要になります。この専門的な知識は基本的に素人ではまったく手が出せないほどのものであり、さらに何分野かに分かれていますので、専門家の助言をもらったり手続きを任せてしまうということになります。

例えば、会社を運営していくにはお金の流れを記帳する簿記の技術は欠かせないですし、さらに、人を雇う場合、社会保険や所得税などの法律や税金が絡んだ処理が必ず必要になります。得にこのような税金がらみの知識は専門職でないとさわれない仕事なども含んでいるため、どうしても税理士や会計士などの力を借りないと仕事そのものが出来なくなってしまいます。

年度末には収入や経費などを役所に報告する申告書を作る必要があるのですが、この書類の提出は税理士の資格を持っていないとできません。もしも、申告書を自分で作成したとしても役所に提出する権利は税理士しか持っていないため、必ずどこかの税理士に頼んで提出して貰わなくてはならないのです。

このような専門知識が必要になってくる会社設立は個人事業にはなかった煩わしさを感じることがあるかもしれません。基本的に事業を始める、会社を設立するという人の中にはこのような知識を持っている専門職の人はいないため、どこかしらの専門家を雇って仕事をして貰わなくてはなりません。会社を設立している人は必ずこのような専門職を雇っているか、お抱えの事務所などがあります。この専門職を雇うお金や報酬などは、馬鹿にならない金額になりますのでこのことを考えた上で会社の設立を考える必要があります。

会社の責任

会社を設立するということは自分自身だけでなく、その会社と他人との関わりの中で大きな責任を背負っていくということでもあります。例えば個人事業などの自分が中心となってやっている事業では、もしも仕事が失敗して多額の負債を背負ったとしてもそれは自分だけの責任で、クライアントには迷惑を掛けてしまったかもしれませんが基本的には自分一人で背負えばことたります。それでも十分じゃないかっ!と思われるかもしれませんが、会社の場合はそれだけでは終わりません。個人すべての責任が会社という組織全体にに及んでしまい、他の人に多大な迷惑を掛けることになっしまうのです。

また、会社として仕事をしていくとどうしても今までにない大きな仕事をすることが多くなってくるでしょう。その場合は失敗したときの責任もそれと同じだけ大きくなるため失敗が許されなくなります。仕事の内容が取引の金額や、取引先の評価に直結しているため、仕事の失敗は会社そのものを大きく揺るがしてしまうことにもなりかねません。

従業員の数が増えるに従ってもしも会社が倒産したら従業員は路頭に迷ってしまうという考えからどうしても途中で仕事を投げ出したり会社をつぶしてしまうということは出来なくなりますし、業績の不振はそのまま社員の不満や離反にも繋がっていきますので、責任は重大です。このように大きな組織である会社を作ると言うことは、多くの他人と関わり運命を共にするということでもあります。このような責任から逃げることはできなくなりますし、時にはとんでもないプレッシャーを感じることもあるでしょう。しかし、もしかしたら人間はそんな中で成長していくものなのかもしれません。

最終更新日:2017/9/19